こどもにわかる指示を出せていますか?
子どもに対する指示の出し方
皆さんは子どもにわかる指示を出せていますか?
何度言っても子どもが思うような行動をしてくれないとき、「さっさとしなさい。何回言ったらわかるの!!」と怒りの一撃を放つことはないでしょうか?
以前に受けた研修で、えじそんクラブの高山恵子先生が、
「子どもにわかる指示を出せていますか?子どもに伝わらない指示は何回言っても意味がありません」
とおっしゃっていて、私もはっと考えさせられました。
子どもがうまく行動できない時の原因は、指示が理解できず意図が伝わっていないせいかも
しれません。
「~してはいけません」と禁止語で伝えるのではなく、「~しようね」と望ましい行動、次に何をすればいいのかを伝える方が行動に移しやすくなります。
「危ない!」→「止まって!」
「早く宿題しなさい!」→「宿題は何時からやる予定?○時までならお母さん手伝えるよ」
「何回言ったらわかるの!」→「どうしたらいいと思う?」
等、否定語をやめて具体的な言葉をかけるように心がけてみてくださいね。
子どものやる気を引き出すためには(大人もそうですが)まず、できている行動を褒めてその気をアップさせることが大切。
自信をつけて意欲を維持できるようにサポートしていきましょう。
あっ、頑張っている自分自身のことも「私はなんてステキな人(母親・父親)なんだろう!」と褒めながら、まずご自身がその気アップでお過ごしくださいね。
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