悩んだときは。。
新しい環境
卒業、就職、入学、進級と、環境の変化に伴い、はらはら、ドキドキ、ワクワク…期待や不安や喜びなどいろいろな気持ちが交錯していることと思います。子どもたちもそうだけれど保護者の皆さんもそうですよね?卒業生に当てて、詩をカードに書いて贈っていたことがありました。切り絵詩人、東君平さんの詩です。ちょっとご紹介しますね。
「 青春 」 東君平
たとえアヒルの歩みでも それが子犬の知恵にしろ 自分で選ぶ道だから
自分の歩く道だから 自分の足の向くままに 自分が生きていく先は
自分の足の下にある たとえアヒルの歩みでも それが子犬の知恵にしろ
自分の生きていく先は 自分の足の下にある
子どもたちを見ていても やりたいことに向き合っている時の顔はキラキラ輝いています。大人から見ると危なっかしいように思うことも自分で考えて自分で選択して得た結果は、何ものにも代えがたい経験値としてその後の知恵や生きていく術につながっているように思います。そのように自ら選択して行動できるように育てていくためには、私たち大人の側の模範も必要。山本五十六元帥の言葉、「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」は有名な名言で、教育研修の時にも良く取り上げられる言葉です。まず自分が手本となって相手に見せ、わかりやすく伝えることが大切。その上で実際にさせてみて行動に移せたことを褒める。そうすることによって人は初めて動くということです。その続きの言葉には、「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」という言葉が続きます。相手を尊重し、信頼することが本人の自信にもつながります。
子どもたちの輝く未来のために、私たち自身もキラキラ輝ける大人でありたいです。
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