株式会社hime

Here is a hint  「ヒントはここに」 障害者の相談支援

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障害者の相談支援について

今回は株式会社himeで行っている事業の1つ、相談支援事業で行っている

計画相談について解説します。

 

障害のある子どもや親御さん、また障害のある成人の方やその家族は社会の中で孤立していまいがちです。そんな時、「家庭の中で」「親戚の中で」「地域の中で」相談できる相手がいると心強いです。セルフプランで障害のある当事者やその家族だけで今後の生活のことを考えるのではなく、相談を受け付けてくれる機関を利用した方が、今後の生活のことを考える際のアイデアや視点が広がります。そのための福祉サービスが計画相談です。

 

「計画相談」は高齢者の福祉サービスでいうところの「ケアプラン作成」です。介護保険の分野では、相談を受け付けるケアマネージャーが高齢者やその家族のご意見を聞き、高齢者の介護度に合わせて必要なサービスが何かをケアプランの中に反映させます。ケアプランが出来上がってから、プランに組み込まれている福祉サービスの利用が始まります。計画相談というのは、高齢者のケアプランの障害者バージョンということになります。相談支援員が障害者の相談支援事業所に配置されています。これがケアマネージャーです。

三障害(身体、知的、精神)すべての障害のある方を対象としています。児童と成人はわかれており、事業所によっては成人の方のみしか対応していないところもあります。障害のある当事者と家族の話を聞きながら、成人の方の場合は障害程度区分という介護度も勘案しながら、相談支援員はプランに反映させます。プラン作成後、定期的にモニタリング(振り返り)を行います。モニタリングを行うことで、当事者の方の状態の変化やプランの見直しを行います。セルフプランではこのモニタリングがありません。定期的に状況を振り返り、現状を確認する中で今後の生活に必要な支援を相談員が一緒に考えていきます。

 

このように計画相談のメリットはありますが、注意点もあります。メリットとしては、

①当事者や家族だけで日々の生活における悩み事への対応を考えなくてもよい。相談員と一緒に考えていくことができる。

②セルフプランにはないモニタリングがある。モニタリングを行うことで、当事者の状態の変化を丁寧に把握することができる

③当事者を取り巻く支援者間の情報の共有や連絡調整なども手伝ってもらえる

注意点としては、

①相談支援事業所が少ない、相談員の数が少ない

②相談員の質は一定ではなく、お互いに人間なので合う合わないがあります。

③相談員に任せたらすべてがうまくいく訳ではない

ただ、相談支援事業所や相談員は変更することはできます。障害のある当事者やその家族に選択権があります。

 

相談支援事業所cuuは神戸市全域、芦屋市、西宮市、尼崎市を担当エリアにしています。その中でも、特に神戸市は計画相談の達成率が低く、セルフプランが多い地域です。障害のある当事者やそのご家族だけで今後のことを考えて行き詰っている方がおられましたら、ぜひ、計画相談支援のご利用をお勧めします。

 

相談支援事業所cuuは計画相談についての問い合わせをいつでも受け付けております。計画相談について詳しく知りたい、サービスを利用してみたいと思われている方はいつでもご連絡下さい。

 

【相談支援事業所cuu】

<事業内容>

指定特定相談支援事業、指定障害児相談支援事業、指定一般相談支援事業

<事業所住所、連絡先>

〒658-0054 神戸市東灘区御影中町3丁目1-18 プリンセスビル2階

℡/fax 078-843-2516  mobile 090-6821-3565

 

 

 

相談支援事業所cuu

himeで事業運営している相談支援事業所cuuは2021年1月に開所しました。

cuuでは障害のある方への計画相談支援、一般相談支援を行っています。

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